株式会社tobe
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株式会社tobe様が運営する「北欧の風 道の駅とうべつ」には、どういったお客様が訪れていますか?
道の駅とうべつは、オープンから7周年を迎えたばかりですが、2024年9月には来館者数600万人を突破するなど、とても多くのお客様に訪れていただける目的地になっています。
最近のデータでは来館車両のうち札幌ナンバーが57%、次いで旭川ナンバーが7%、その他の地域ナンバーが36%という結果でした。
札幌から一番近い道の駅であるため、札幌圏からのお客様が最も多いですが、道内各地から、中には道外からお越しになるお客様もいます。
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昨年には道の駅内にセブンイレブンを出店されるなど次々と新たな試みをされていますが、最近の取り組みについて教えてください。
当別町の取り組みである、無人運転バスの運行、ビアガーデンを昨年に引き続き開催しました。また、当別町民による「ふれあいコンサート」を開催し、大変好評でした。これまで町の公民館などで演奏活動をしてきた町民の方たちが、道の駅とうべつでも集って発信できる、そんな場所にしていきたいという想いから開催しています。道の駅は町民の方のための場所でもあるため、町民の方が集えるような取り組みを今後も続けていきたいです。
こうしたイベントばかりでなく、地域商社として当別町産の農産物を使った商品開発にも力を入れています。例えば、規格外の町産かぼちゃを使った「味しらべのかぼちゃ味」や「当別町産キャベツのキムチ&新漬」を商品化しました。企業様と共同開発することで「当別のいいもの」を多くの人に知ってもらえるよう取り組んでいます。
最近、当別町産黒豆を使った「黒豆ご飯のもと」を缶詰からパウチにリニューアルしました。缶詰では内容量が限られており190gでしたが、パウチにすることで240gに増量し、しかも価格は前と同じで低価格で提供できています。
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当社で制作したホームページは、どのように活用されていますか?
ホームページではイベント情報などをタイムリーに情報発信したり、レストランの予約状況をカレンダーで確認できるようにしています。
これまでは、お客様がレストランに電話をかけてみて、結果的にもう予約が埋まっていたということがあったり、予約専用電話ではなく道の駅の代表番号にかけた時にレストラン側に繋ぎなおす必要があったりとお客様をお待たせすることがありました。
そこで事前に予約カレンダーをホームページで見られるようにして、お客様の予約がスムーズにできるように変更しました。ホームページを見て初めに目につく場所にレストラン予約を設置するなど、利用者の導線も考えて運用しています。
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今回ホームページのリニューアルを行いましたが、当社にお任せいただく中で印象に残ったことがあれば教えてください。
我々の要求に即応して頂けることが、以前のホームページとは様変わりしました。
前はお願いしてもできないとか、時間が掛かるとか、そしたらもう発信したかったイベントが終わってしまったということがあって。
リニューアルによって道の駅側でもタイムリーに情報発信が可能になりました。松岡さんにはこちらがお願いしたこともタイムリーにすぐやってもらえているので、うまく発信できている今の体制は非常に良い関係性だと思っています。
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今後の展望を教えてください。
「ふるさと納税」への関わりを深めていきたいと考えています。
これまでも地域商社として、北海道物産展に出店したり、姉妹都市である宮城県大崎市、愛媛県宇和島市の道の駅で商品販売するなど、全国に「当別のいいもの」を発信していく活動をしてきました。
また、我々が商品開発していくなかでメーカーあるいは様々な店舗と繋がりを持って、販売チャネルを広げてきたことは非常に価値あることだと思っています。
今後も地域商社として、「当別ブランド」を発信していく中心的な役割を担っていきたいです。