株式会社丸竹計電社

企業説明会の着席率が2倍以上に増加 | ブースデザインで求職者に魅力アピール

  • インタビュー内容
    株式会社丸竹計電社の小竹様に、人材採用への取り組みと企業ブースデザインの刷新効果についてお聞きしました。
  • 「株式会社丸竹計電社」公式HP
    https://kdensha.co.jp/

株式会社丸竹計電社様の事業概要を教えてください。

オフィスビルや公共施設の空調設備を扱う「ビル計装」を行っております。ビル内で人々が安全で快適な環境を過ごすためには、温度湿度センサーやビル全体の環境を自動制御する装置が必要です。弊社では、設計事務所や設備業者・メーカー等と協力しながら、現場での工事工程を調整し、引き渡し後すぐにお客様に設備を使用していただける状態まで整えています。また、ビル完成後も保守点検やきめ細やかにトラブルに対応することで長期間にわたり建物のライフサイクル全体をサポートしています。

当社にご依頼いただいた当時は、どのような課題がありましたか?

2022年に私が代表となったのは、先代が急に亡くなりまして、入社してまだ半年ほどのタイミングでした。代替わりして初めに考えたのは、今後15年先を見据えてベテランの50代、60代の社員の「技術力や知識」を次の若い世代に伝承していくことです。弊社は1977年創業から長きにわたり「品質の高い施工」が評価され、多くの信頼と実績を積んでまいりました。
そうしてこれまで築いてきた弊社のブランド価値を守っていくために「人材採用と育成」に力を入れています。ところが、去年、内定まで決まっていた新卒の方が最後の最後でライバル会社に持っていかれてしまい優秀な方でしたので非常に悔しい思いをしました。
そこで、合同企業説明会でもっと色んな人に見てもらいたいという気持ちで、松岡さんに依頼しました。

企業ブースのデザインを一新しましたが、どのような反響がありましたか?

 これまではブースを見て何をしてる会社か分からないと、みんな素通りしていきました。
「どうですか」と声をかけても、「いや大丈夫っす」という感じで。どうしても合同説明会だと名前が知れられている企業に人が集まりやすい。
それが、今回デザインしたものを見て、逆に学生から「これなんですか?」と聞いてくれるようになりました。それをきっかけに人が入るようになって、着席率が倍以上になりました。

丸竹計電社で働くのに向いている人はどのような人でしょうか?

弊社は入社して1カ月間は社内でじっくり研修してもらうなど、未経験でも技術を身に着けることができる体制があります。手を動かしてモノづくりする仕事ですが、一人でずっと作業というわけではなく、現場では3人で1チームで動くことが多いです。連携して一緒に作り上げる仕事になるので「人としゃべるのが苦じゃない人」が向いていると思います。

私もとにかく社員と話すことに重きを置いていて、現場から戻ってきたらその日の現場状況を聞いたり、もし不満があればそれも全て聞いています。私自身も社内では「社長」ではなく「泰斗」と下の名前で呼ばれていて、社員とも距離感が近い関係です。

今後の展望を教えてください。

今後も採用と育成に力を入れていきたいです。新卒採用だけでなく、中途採用も積極的に行っています。

最近は、外国人を雇用しており、未経験でもやる気があればどんどん技術を身に着けられる環境があります。

インスタグラムでは社内や社員紹介をしておりますので、ぜひご覧になってください。

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