株式会社ドーム
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株式会社ドーム様の事業概要を教えてください。

旭川市で放課後等デイサービス・児童発達支援の「ぱすてる」グループと、就労継続支援B型事業の「ドームファクトリー」を運営しています。「ぱすてる」では、現在ピンク・ブルー・ホワイト・オレンジの4つの事業所があり、それぞれの立地や建物の特徴を活かした特色のある活動を行っています。当然のことですが、子どもたちは年齢やそれぞれの特性によって、一人ひとり得意分野も興味も違います。だからこそ、同じカリキュラムをみんなで取り組むときも、一人一人に合った目的を設定したり、楽しみながら得意なことを伸ばし、自信を持てることを大切にしています。
また、「ぱすてる」に通っていたお子様が学校を卒業し、大人へと成長していくなかで【次の居場所だったり、働く場所をつくって欲しい】という保護者様からの強いご要望も多くいただいて、平成29年に「ドームファクトリー」を開設しました。一人ひとりの目的に合わせて、野菜や卵、キノコなどの生鮮品の生産や出荷の仕事を通して、就労・自立をサポートしています。実は、社名の「ドーム」は漢字で「童夢」と書くんですよ。

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「ぱすてる」の特徴や地域の方々に選ばれている理由は何でしょうか?

学校や相談所、他の事業所様やご家庭のなかで『この子だったら、ぱすてるが合うかもしれないね。』とご紹介で来てくださる方もいらっしゃいます。 カラーのように子どもたちも十人十色。個性も違うし、その日のメンバーによっても雰囲気が全然違います。私たちの仕事は段取り8割と言われているので、一人ひとりの発達状況や経験値・特性などを理解し、事前準備を怠りません。たとえ、たった1回きりの工作やゲームであっても、子どもたちの主体性を引き出すために、1人1人に合わせて、いくつも手立てを考えながらサポートしています。 いまは、子どもだけじゃなく ”家族ごと” の関わりが必須なので【家族支援】も行っています。保護者様とは日頃からよくお話をし、私たちも学校での面談に同席させてもらったり、病院への受診に同行したりと、ご家族と一緒になって、子どもたちの成長のために活動しています。 学校だと、年次ごとに先生が変わってしまうこともあるけれど、私たちは「ドームファクトリー」もあるので、幼い頃から18歳まで、その先の大人になっても関わることができます。長期間で成長を見守り、一緒に子育てが出来ることも利点の一つかもしれません。頼りにしてくださる保護者様も多いです。 「ぱすてる」に通っていた子が大きくなって遊びに来てくれたり、保護者様から感謝していただくと、やっぱり嬉しいですね。お子様が学校でも家庭でも、社会の中で過ごしやすくなることが一番なので、私たちは影となり日向となりサポートするのが仕事なのかなって思っています。
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ホームページをリニューアルした反響はいかがですか?

これまでは無料ブログで活動報告していたのですが、ホームページリニューアルに合わせて、各事業所ごとにインスタグラムを開設し、ホームページとインスタグラムを連携してもらいました。その結果、保護者様もインスタグラムをフォローしてくれて、投稿を見てくれるようになりました。色々と会話のキッカケになったりもしますね。また、各事業所でもインスタグラムのQRコードを書いた紙をお配りして周知したりと、私たちも工夫しています。これまでの取り組みに加えて、SNSも活用したこともあって、各事業所で保護者様に回答いただくアンケートでは【定期的に会報やホームページ等で、活動概要や⾏事予定を⼦どもや保護者に対して発信している】という項目で、95%の方が【できている】との評価をしてくださいました。保護者様や、これからご利用を考えていらっしゃる方々に、少しでも私たちの活動が伝わると良いなと思っています。
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今後の展望を教えてください。
「ぱすてる」では子どもたちの定員が10名に対し、スタッフが4〜5名、場合によっては6名ほど常駐するようにしています。おかげ様で、今は10年選手の職員もすごく多く、相談相手にもなってくれて、右腕左腕になるメンバーが全部揃っているので、これからは【新しい人材を育てていく】ことに力を注ぎたいと考えています。社内外の研修やセミナーで学んでいくことも多いですが、頑張っている子育てママさんや、経験豊富な職員がたくさんいるので、色んな人と関わりながら一緒に成長していきたいです。


